クローゼットに絶妙な壁があったため、そこに小物やバッグを掛けられるように、無印良品の収納アイテムを使って工夫してみました。
今回使った収納アイテムはこちら!
無印良品で購入した「壁に付けられる家具【長押(なげし)】」です。
読み方、”ながおし”かと思ったら、”なげし”でした笑
取り付けた場所はウォークスルークローゼットの壁。
マンションのパイプスペースがあるために収納が作れず、少し広めで出っ張っている壁があるんです。
このスペースちょっともったいないなぁって思ってて。
たまに使うようなバッグや、家族の帽子の収納に困っていたため、ちょこっと掛けられる収納を作れないだろうか?と考えていました。
そんなときに知ったのが無印良品の長押でした。
ネットストアを見るとマグネットタイプしか見当たらないのですが、これはマグネットタイプではない普通の長押です。
店舗限定かどうかは不明だよ。
執筆者:山口 海(やまぐち うみ)
お金は使うのも貯めるのも好き。ガジェットもゲームも好き。
◼︎保有資格/ファイナンシャルプランナー3級・整理収納アドバイザー1級
BlueSky:@umi-log.bsky.social
無印良品の長押の仕様
私が購入したのはウォールナット材のもの。
他にもオーク材、ネット限定でライトグレーの3色があります。
材質 | 天然木化粧繊維板 表面加工:ウレタン樹脂塗装 樹脂部分:スチロール樹脂 ピン:ステンレス鋼 |
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サイズ | 幅88×奥行4×高さ9cm |
重量 | 1.1kg |
耐荷重 | 6kg |
値段 | 税込3,990円 |
横から見ると、ちょい掛けできる形になっていて、ここにフックを掛けたり、直接ものを置いたりできます。
長押のメリット
この長押の優秀なところは、石膏ボードの壁に取り付けられるところですね!
使用するピンが通常の押しピンよりも細いため、穴の補修も簡単なので賃貸でも使えるのがメリットです。
賃貸でも使えるというか、持ち家だってそんなにばかばか穴を開けたくないですから、どの住まいでもバッチリ使える優れもの!
実際に長押を使ってみる前は、「こんな、ちょこっと掛けられるだけの収納って、本当に便利になるのかな?」と疑問に思っていました。
ーーが、本当に便利になりました!
こんな感じで使っています。
一緒に購入した無印良品「ステンレス横ブレしにくいS字フック・大」
長押と一緒に購入したのは、無印良品「ステンレス横ブレしにくいフック・大」です。
2個組で税込490円。
材質 | ステンレス18-8 |
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サイズ | 幅88×奥行4×高さ9cm |
重量 | 約20g |
耐荷重 | 約1000g |
値段 | 税込490円 |
これも一緒に買っておくのがおすすめ。
というのも、普通のS字フックを使うと、以下の画像のように倒れた状態になってしまうんです。
横に倒れるというか、実用的な感じではないですよね。
無印の横ブレしにくいフックは、しっかりと立つので、物が掛けやすいです。
ただ、デメリットは、物を取るときに高確率でフックも一緒に外れてしまうところですかね…。
裏から押しピンで固定するか、滑り留めを貼るとか、そんな対処をしても良いかもしれません。
私は、使用頻度が低いものを掛けるようにしました。
もし、使用頻度が高いものを掛けたい場合は、長押ではなく、こちらの小ぶりのものがおすすめ。
無印良品の「壁に付けられる家具フック」です。
材質 | 本体木部:天然木(オーク材) 受け部材専用フック:スチロール樹脂 受け部材専用ピン頭部:スチロール樹脂 ピン:金属(ステンレス鋼) 表面加工:本体ウレタン塗装 |
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サイズ | 幅4×奥行6×高さ8cm |
重量 | 0.04kg |
耐荷重 | 2kg |
値段 | 税込990円 |
これも石膏ボードに付けられるタイプなので、大きな穴はあきません。
そして、とても便利。
ダイソーの横ブレしにくいツインフック
サイズ | 1.7cm×5.5cm×6cm |
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耐荷重 | 約3kg 耐荷重量は測定値であり、保証値ではありません。 |
値段 | 税込110円 |
ダイソーにも「横ブレしにくいツインフック」という名称で似ているフックがありました。
S字フックの重さを測ってみたら6gと無印製よりも軽めです。
比較してみました。
大きさはダイソーの方が少し大きく、引っ掛ける部分のRは無印良品のほうが大きいといった感じ。
使用感はそこまで変わりませんでした。
長押の付け方
石膏ボードに、ガイドになっている台紙を貼ります。
ここで水平を取っておかないと、あとあと苦労するかもしれません。
水平器があれば便利なので、準備しておくと良いですよ!
水平が取れたら、土台となるパーツをピンで固定していきます。
ピンを押し込む専用の道具も付いているので、それを使って押し込みます。
ちょっと力がいるかも。
固定具の厚みはこのくらい。
ちょっとピンボケしてるのは許してね!
長押本体の裏側は、このような感じ。
画像左下の凹み部分を先ほどのパーツに嵌め込んで設置します。
何もかかってない状態がこちら。
ちょっとおしゃれな感じがするので、これだけでも付けて良かったと思ったくらいです(笑)
実際、長押を導入してみて思ったのは、これ、あらゆる壁に欲しくない?長押、優秀じゃない?ということですね!
長押は和室に構造材として設置され、ちょい掛け収納などにも良く使われていたそうなのですが、洋間が基本となった今は見ることが減ったそうです。
私の育った家もすでに洋間がメインだったので、長押がこんなに優秀なんて知らなかったなぁ!
こんな感じでハンガーも掛けられるんですが、和室の長押もこうして使っていたんでしょうね!
廊下の壁面にお出かけグッズを長押に掛ける
私のなかで長押の活用アイデアがむくむくと湧いてきたので、廊下の壁面にも採用してみました!
ウォーキング用のアイテムを掛けています。
さっと持ち出せるので便利になりました!
大きめな写真や飾りフレームは置けないかも
長押に写真を置いてみるのも良いかなぁと思って、試しにパズルを置いてみました。
子どもたちが赤ちゃんの頃の大きめの写真を飾れるかと思ってましたが、ちょっと厳しそうですね。
角度も不安で、地震がきたら落ちてきてしまうかも。
調べてみたら、壁付けタイプの長押もいろんな企業から販売されているようです。
レール付きのものもあったりするので、写真を飾るなら、ピクチャーレール代わりにつけられる以下のような商品が良いかもしれませんね!